民間検査機関の検査について
~本日の工程~
●はじめに
●民間検査機関の検査レベル
●実は民間検査機関も・・・・
●編集後記
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●はじめに
こんにちは、現場案内人です。
すごいですね。
構造計算書偽装の件で、朝から衆議院、国土交通委員会で
証人喚問が延々と続いてましたね。
議員さんも建設用語や設計、施工に関して想像できないのか
的外れな質問を繰り返していましたね。
代表質問者の議員さんが、全国放送で写っているので、
地元の人にアピールする為にも
一生懸命、質問や切り返しを考えてきたにも関わらず、
慣れない建設用語で『噛みっ放し』でしたね。
今後の展開はどうなるのか、久しぶりに『本気』で
証人喚問に見入ってしまいました。
また、次もある場合は、録画してでも見ようと思います。
では、今回もはじまります。
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●民間検査機関の検査レベル
ところで、この一連の関係者の中に、
構造計算の偽装を見抜けなかったとして名前の挙がっていた
【日本ERI】という指定確認検査機関がありましたね。
なんと、私、現場案内人はこの日本ERIの住宅性能評価の検査を
受けたことがあります。(検査立会い)
イーホームズは記憶に残っていないのですが、
ひょっとしたら、受けてるかもしれません。
検査は、基礎配筋時、中間時(上棟後すぐ)、完成時の3回です。
今話題の、構造計算に関わるところで言えば、
基礎配筋時の検査がそれに当たると思います。
配筋がすべて完了してから、指定確認検査機関である
日本ERIの検査官の検査を受けるわけです。
その時の検査官の印象は、
『細かいな~』、『よく見たな(見つけたな)』、
『(検査時間が)長いな~』
でした。
というのも、他の検査機関も沢山受けていましたが
久しぶりに、細かく、図面(配筋図)と照らし合わせて
じっくりと、触手して検査をしたからです。
今までの、大半の検査では、目視がほとんどで
触手する検査官(行政も民間も)は、ほとんどいませんでした。
しかも、ベース筋の補強部分の見難い所にある
鉄筋の太さの違いを指摘されました。
内容は、16mmの鉄筋を使用しなければいけない所に、
13mmの鉄筋を配していた事を指摘されました。
しかも、1本(1ヶ所)です。
これは、明らかに作業者の配筋ミスだったのですが
それを指摘され、手直し指示を受けました。
決して日本ERIの宣伝ではありませんが、
検査官によっては、検査レベルに差があるんだなと
この偽装事件で、改めて思った次第です。
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●実は民間検査機関も・・・・
いきなりですが、「指定確認検査機関制度」とは、
これまで特定行政庁の建築主事が行なってきた
確認および検査業務を、新たに必要な審査能力を備える
公正な民間機関(指定確認検査機関)も行なうことができる
という制度です。
この機関の指定は、条件で違いますが、
都道府県知事若しくは国土交通大臣が指定します。
そして「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」
(平成12年4月1日施行)
皆さんもご存知だと思いますが
この法律が施行されてから、
民間の確認検査業務が世に知れ渡ってきました。
ですから平成12年に設立された指定検査確認機関は、老舗ですね。
指定確認検査機関制度の1部分をもう一度繰り返しますね。
> 新たに必要な審査能力を備える
> 公正な民間機関
では、当初この指定検査確認機関は
どこの企業が設立したんでしょうか?
答えは・・・・・
ハウスメーカー各社です。
特にプレハブ系(工業化住宅)のハウスメーカーです。
今はどうかは、わかりませんが、
各ハウスメーカーが共同で出資して
> 新たに必要な審査能力を備える
> 公正な民間機関
が出来たんですね。
一度、皆さんもホームページ等で
民間検査機関の会社概要でも見てください。
数社は間違いなくそうなってると思いますよ。
また、出資していなくても役員等の中には
元XXXハウスや元△△ホームの人たちが
名を連ねてると思いますよ。
と言うことは・・・・・・・
そうですね、工業化住宅は規格がはっきりしていますので
評価しやすいですし、検査も少し有利になると思います。
過去の話ですが、やはり木造系の住宅は住宅性能評価を
受けるのは難しかったと耳にしたことも何度かあります。
(私の曖昧な記憶ですが・・・・)
現在はそういうことも無いとは思いますけどね。
しかも確認検査員は資格もあって、誰でも出来るわけでも
ありませんから。
最後に告白します。
(これは、あくまでも民間検査機関の設立当初のお話です。)
私の受けた一番最初の、民間検査機関の特定工程検査での
検査員は私と同じ会社から
> 新たに必要な審査能力を備える
> 公正な民間機関
へ出向した同僚でした。
『当然、顔見知り』でした(笑)
もちろん検査は合格しました。
その後は他のメーカーの出向社員の検査も
受けたことが何度かありました。
ではまた、次回をお楽しみに。
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●編集後記
今回はいかがでしたか。
何か、建設業界がメジャーになってきたような
錯覚を起こしそうです。
本来は、すごく良い意味でメジャーになって欲しいのですが
建設業界の裏表や、その建築物のどす黒い背景が見えてくるような
感じでのメジャー進出は悲しいものがあります。
が、今回の偽装事件の背景に関わることを簡単に
理解してしまう、自分自身にも悲しくなりました。
ある欠陥住宅系のNPO法人は、今回の偽装や
その他違法な建築について、社員や関わった人(業者や職人さん)達
からの『告発』を募集していますね。
もし、何らかの『告発』するネタを持っている建設業界の人たち
全員が告発したら、そのNPO法人は対処できないでしょうね。
と言うよりも、ホームページのアクセスやメール負荷で
サーバが耐えられないでしょうね。
それくらい皆さんが想像もつかないくらいの
『告発』ネタが建設業界には、あると言うことです。
ではまた次回お会いしましょう。
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皆様のご意見やご質問も合わせてマガジンの題材として
取り入れていきたいと思います。
編集者:現場案内人
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